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【EV・PHV・HYBRID・ガソリン】結局どれがいい?電気自動車・ハイブリッド・PHV・ガソリン車長所・短所比較

どの車がいい?

最近の世界情勢からガソリン価格も高騰し、地方では生活の足である車のランニングコストもどんどん上がっています。

そんな中、世界各国での取り組みでもある2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、世界の各自動車会社から続々と電気自動車が発表されています。

世界での取り組みなのでもちろん日本でも電気自動車押しです。

そこで、現状の自動車の選択肢として動力(電気自動車・ガソリン車・ハイブリッド車・PHV車)の違いでどれが最もいい(お得)なのか考察してみました。

電気自動車としても、ハイブリッドとしても、ガソリンでも走れる自動車であるPHVに実際乗ってみて、電気の長所・短所、ガソリンの長所・短所をご紹介します。

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電気自動車

電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。 外部電源から車載のバッテリーに充電した電気を使って電動モーターを動かします。

また減速時には、回生ブレーキで運動エネルギーを回収し発電分は充電もします。

長所

電気代が安い

深夜電力帯に充電すればガソリン車に比べて燃料コストが3分の1以下。

※電気代1kWh=16円、電費1kWh=平均6km、レギュラーガソリン160円/L、燃費18km/Lの車と比較した場合

二酸化炭素(CO2)を排出しないので、環境に優しい

電気自動車は電気のみで走行するので排出ガスがありません。(製造過程での排出物は除く)

とても静かでスムーズ

モーターの力で走るので、エンジン音や振動が無くとても静かでスムーズです。

災害が起きて停電しても蓄電池代わりになる

EV蓄電池として

出典:日産リーフHP

家に給電設備があれば車と家を接続して家の中のコンセントから電気をとることができます。

日産リーフe+(60kWh)では約4日間は電気に困らないと言われています。

太陽光発電から車に充電できる

自宅に太陽光パネルを設置している人は、太陽光から発電した電力を車に充電できます。

補助金が高額・減税がある(現在は)

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて日本でも電気自動車を普及するべく今なら補助金が出ます。

リーフ補助金

他の車両の補助金価格はこちら

補助金イメージ
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なんと日産リーフのe+シリーズ(60kWh)では85万円も補助してくれます!

さらに自動車税の減税制度で日産リーフなら5年間で125,000円もお得になります。

※リーフは電気自動車なので排気量は0です。 1,000cc以下の区分になり、年間自動車税は25,000円です。(2022年6月現在)

短所

車両価格が高い

リーフ40

リーフ60

出典:日産リーフHP

搭載しているバッテリー(リチウムイオン電池)のコストが高いので車両価格も上がります。

ヤリスガソリン車価格

出典:トヨタヤリスHP

ちなみにコンパクトハッチバックのヤリスのガソリン車のエントリーモデルと日産リーフのX(40kWh)比較してみると230万円も差がつきます。

充電に時間がかかる

パナソニック充電時間

出典:パナソニックHP

パナソニックのリーフの充電設備だと、上記のようになります。200V 6kWでリーフ(40kW)で約8時間、リーフ(60kW)で約12.5時間かかります。

急速充電(50kW)で80%充電するまでに40分~60分かかります。急速充電の出力が上がって、車も対応できるようになればもっと充電時間を短縮できますが、やはりガソリンの給油に慣れているととても遅く感じます。

冬やスピードを上げると電費が下がる

季節によっても電費が変わります。バッテリーはその特性上、能力が温度の影響を受けるため、一般的に冬は走行距離が短くなります。

また、エアコンのコンプレッサー駆動や、ヒーターに必要な電力も電力消費が大きいため、走行距離への影響を与えます。

走行距離がハイブリッド車やPHV車やガソリン車に比べて短い

リーフ走行距離

出典:日産自動車HP 2022.06現在

日産リーフの満充電で走行できる距離は実感値で62kWhのリーフでは405.6km、40kWhのリーフでは282.2kmです。

同じコンパクトハッチバックのアクアのハイブリットと比べてみます。

アクア比較

出典:トヨタアクアHP 2022.06現在

一番燃費のいい(カタログ燃費ですが…)エントリーモデルのZだと燃費35.8km/L、タンク容量が36Lなので計算すると1288.8km走行することができます。

リーフの倍以上走行できるのですね。

インフラが少ない

充電駐車場z

充電スタンドについては人が集まる大型施設や公共施設であってもまだまだの印象です。イオンモールなどは10台ほどありますが、他の施設では全くなかったり、一つしかない充電スタンドが故障中だったり、2台分くらいしかなくすでに満車で使用できないことが度々あります。

上記の写真は某イオンモールの駐車場、土曜日の14時位です。10台中9台が埋まっています。これから普及するであろう電気自動車に対応する数としては絶対的に少ないです。

将来的に電気が本当に足りるかどうか分からない

夏場や冬場の電力の必用な時に節電を呼びかけられる状況なのに電気自動車を増やして大丈夫なのでしょうか?とても不安です。

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ガソリン車

ガソリン車とはガソリンを燃焼してエンジンを動かす自動車のことです。

長所

インフラが整備されている

ガソリンスタンドが十分に普及しており、24時間営業の店舗もあるので燃料が少なくなっても思い立ったときにすぐに給油することができます。

給油に時間がかからない

5分10分もあれば満タンにできるので給油に時間がかかりません。急いでいても時間を取られずに給油できます。

車両価格が安い

ガソリン車価格

出典:トヨタHP 2022年6月現在

電気自動車で触れたコンパクトハッチバックのヤリスのガソリン車のエントリーモデルと日産リーフのX(40kWh)比較してみると230万円も差がつきます。

またラブ4PHVを例にしてエントリーモデルのガソリン車と比較するとハイブリッドは60万円、PHVは200万近く高くなります。

維持費を安くしようとして購入しても、買い換え期間や乗り方(長距離を乗らないなど)によってはガソリン車の方がコストが低く抑えることができます。

短所

原油高騰により、ガソリン代が高い

一昔前は・・・と比較の話を最近よく聞きますが、様々な要因で原油価格は変動します。

特に近年は、世界情勢が不安定な為、ガソリン価格が高騰しています。

燃費が悪い

ハイブリッドカーと比べると燃費が悪いです。

環境に悪い

ガソリン車は排出ガスが出るので環境や生物への影響を0にできません。

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ハイブリッド車

ハイブリッド=「組み合わせる」という意味で、複数の動力源を持つ車のことです。一般的には主にガソリンで動くエンジンと、電気で動くモーターの2つの動力源を備えた自動車を指します。

長所

燃費がいい

アクア比較

出典:トヨタアクアHP 2022.06現在

電気自動車の部分でも触れましたが、一番燃費のいい(カタログ燃費ですが…)エントリーモデルのZだと燃費35.8km/L、タンク容量が36Lなので計算すると1288.8km走行することができます。

電気とガソリンを効率よく組み合わせて使うことで燃費が良くなります。それにしてもすごい燃費です。

環境に優しい

エンジンの苦手な範囲をモーターでアシストする事で、エンジンの仕事量を減らし排出ガスを低減できます。

インフラが整備されている

ガソリンスタンドが十分に普及しており、24時間営業の店舗もあるので燃料が少なくなっても思い立った時にすぐに給油することができます。

短所

ガソリン車と比べて車両価格が高い

ハイブリッドヤリス価格ヤリスガソリン車価格

出典:トヨタヤリスHP2022年6月現在

トヨタヤリスで比べてみました。

ハイブリッドX:1,998,000円、ガソリン車X(Bパッケージ):1,395,000円で約60万円ハイブリッド車が高いです。

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PHV車

ハイブリッド車に外部充電可能な大容量バッテリーを搭載した車です。基本的には電気自動車と同じく外部から充電をして走りますが、充電が切れるとハイブリッドカーに切り替わり、さらにガソリンを使った発電機としての機能も備わっているため、充電をしながら走ることもできます。

長所

燃費がいい

電気のみで走行でき、ハイブリッド時でも電気とガソリンを効率よく使うことで燃費が良くなります。

ラブ4PHVなら電気も満充電 + ガソリンも満タンだとカタログ航続距離1300km!

走行距離インパネ

我が家のラブ4PHVの実際のメーター表示だと、満充電+ガソリン満タンで1000km弱走行できます。

電気代が安い

深夜電力帯に充電すればガソリン車に比べて燃料コストが3分の1以下。

※電気代1kWh=16円、電費1kWh=平均6km、レギュラーガソリン160円/L、燃費18km/Lの車と比較した場合

補助金・減税がある(現在は)

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて日本でも電気自動車を普及するべく今なら補助金が出ます。

補助金額20220404

他の車両の補助金価格はこちら

補助金イメージ
【ラブ4PHV】2022年補助金いくら?国・都道府県・市町村では?さらにお得な減税制度も!

出典:トヨタ自動車RAV4PHVHP RAV4PHVを購入すると国からの補助金が出ます! 世界各国での取り組みでもある2050年カーボンニュートラル(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ ...

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トヨタRAV4PHVでは55万円も補助してくれます!

さらに自動車税の減税制度でラブ4PHVなら5年間で217,500円もお得になります。

※ラブ4PHVの排気量は2500ccなので、 2000cc〜2500ccの区分になり、年間自動車税は4.35万円になります。(2022年6月現在)

 

つまり、補助金申請の可能な間は77万円程度の補助があり、ラブ4で比較すると・・・

ハイブリッド G ¥4.085.000

PHV G     ¥4.707.600

車両本体価格が、ほぼ同価格になってしまいます!

電気で走行している時は二酸化炭素(CO2)を排出しないので、環境に優しい

電気のみで走行している際は排出ガスがありません。(製造過程での排出物は除く)電気のみの範囲がハイブリッド車より広くなっている事で、走行時の排出物を更に低減できます。

電気で走行している時はとても静かでスムーズ

モーターの力で走るので、エンジン音や振動が無くとても静かでスムーズです。

ガソリンについてはインフラが整備されている

ガソリンスタンドが十分に普及しており、24時間営業の店舗もあるので電気が無く、燃料が少なくなっても思い立った時にすぐに給油することができます。

災害が起きて停電しても蓄電池代わりになる

何日過ごせるか

出典:トヨタの給電HP

家に給電設備があれば車と家を接続して家の中のコンセントから電気をとることができます。4日から5日は過ごせると言われています。

上記はプリウスPHVの例なので(バッテリー容量8.8 kWh)、我が家のラブ4PHVはバッテリー容量が18kWhあるので倍以上の電力を供給できることになります。

車内には最大1,500Wの出力に対応した100Vコンセントも備えているので、そこから直接電化製品につなげることもできます。

発電する

PHV車はガソリンを燃料としたエンジンで発電します。災害時には発電機としても利用できます。ちなみに災害に備えて給油はこまめにしておきましょう。我が家では常にガソリンをタンク容量の3分の2以上にしています。

太陽光発電から車に充電できる

自宅に太陽光パネルを設置している人は、太陽光から発電した電力を車に充電できます。

設備投資は除き、移動コスト実質0円が可能というのは夢の様な話ですね。

短所

車両価格が高い

ラブ4PHV価格

※2022年6月現在

補助金は上記にて説明しましたが、ラブ4PHVの例でガソリン車と比較すると「G」グレードでも200万近く高くなります。

充電スタンドについてはインフラが整備されていない

電気自動車の記述と同じ理由です。

充電に時間がかかる

我が家の場合、家で普通充電200V 3kWでラブ4PHVを満充電にするまで約5時間30分かかります。(急速充電非対応)

急速充電ができればもっと早くなると思います。電気の方が安いのでなるべく電気で走りたいのですが、やはりガソリンの給油に慣れているととても遅く感じ、外出先では待っていられません。

冬やスピードを上げると電費が下がる

電費については、EVと同じ特性です。

ラブ4についてはエンジンがあるにも関わらずエアコン関係はバッテリー駆動となっており、電費に影響します。

この辺りも、設計思想が限りなくEV寄りで、イグニッションONしてデフォルトでEVモードに設定されている点も作り手の意思を感じます。

結論!今どんな車を選べばいいの?

PHV車をおすすめします!

自分が乗っているというひいき目もありますが、エネルギーの選択肢は多くある方がいいです。

電気自動車は排出ガス0で、電気代も安くていいのですが航行距離があまり長くなく、なんといっても充電時間の長さは耐えられません。充電のために一定時間拘束されてしまうのは辛いです。

インフラも全く整っておらず出先で不安です。充電スタンドが全部埋まっていたら、充電スタンドの空き待ちをしなければいけません。なんて時間のロス!

待ちで済めばまだ良いですが、残量計算してたどり着いた先のスタンドが故障中や使えない!という事態を想像すると・・・冷や汗が出そうです。

(早急なインフラ整備を希望します)

また、日本では夏場・冬場に政府から節電を求められるなど電気の供給が非常に不安定です。そんな時に選択肢が電気しかなかったら?とてもおそろしいです。

災害時には蓄電池としても役にたちますが、EV・ガソリン車は供給用の電気を作り出す事はできません。

PHV車は電気自動車と同じように蓄電池にもなり、さらにガソリンで発電もします。ガソリンと電気の良いところを取り入れており、とてもバランスがいいです。ガソリン・電気どちらも選べるというのはとても心強いです。

電気自動車(EV)に向いている人

でも電気自動車に乗りたいんだ!という方もいるかもしれません。電気自動車はどんな人に向いているのでしょうか?

静かでスムーズな運転がしたい人、なるべく環境にやさしい選択をしたいという人、決まったルートで確実に電源を確保できる人、ちょい乗りや渋滞路中心な人は電気自動車の優位性が非常に高いと思われます。それと純粋に加速性能が良く、早いです。

現在はガソリン代が高騰しているので自宅で充電ができる人ならばとてもお得です。災害時には蓄電池としても役立ちます。

リッターあたり18kmを走るハイブリッド車と比べてみても、ガソリン代は159円、電気代は47.67円です。※ラブ4PHV実測

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電池の心配をせず遠くまで出かけるのが好きだ、という方はPHV車やハイブリッド車がおすすめです。

自分の生活スタイルに合った車を選ぼう!

いかがでしたでしょうか?

動力(電気自動車・ガソリン車・ハイブリッド車・PHV車)の違いで各車の長所・短所を書き出してみました。自動車は高額な買い物なので悔いなく自分のスタイルにぴったりな自動車を見つけて納得のカーライフを楽しんでくださいね!

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ちなみに我が家はコンセントは設置してあったのでカバーだけ購入しました。コンセントとバッテリーを風雨から守り、3桁のダイヤル錠で一応防犯にも対応していて満足です。

 

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