2025年11月上旬に愛知県田原市の太平洋側の断崖絶壁にある「アサギマダラ一休みの里」にアサギマダラを見に行きました。
アサギマダラとは?
春から秋にかけて日本列島を縦断し、2,000kmを超える海を渡る壮大な旅で知られるチョウです。羽は薄い浅葱色(水色)に黒い模様が入り、秋にはフジバカマなどの花に集まる姿が見られます。優雅に舞う姿が人気で、マーキング調査によってその驚くべき移動の実態が明らかになっています。
アサギマダラが見られる時期
秋の渡りの時期には、日本の各地でフジバカマの蜜を求めて飛来する様子が観察され、10月上旬から11月上旬頃が見頃となる場所が多いです。
アサギマダラの飛来地
出典:アサギマダラの渡りからヒントを得た滞空飛行
日本、台湾、韓国に生息し、春〜初夏に北上し、秋に南下します。
アサギマダラの好きな花
アサギマダラが好きな花はフジバカマです。
アサギマダラがフジバカマを好む最大の理由は、蜜に含まれる「ピロリジジンアルカロイド」という化学物質を摂取するためです。
繁殖に必要なフェロモン生成
オスはフジバカマの蜜に含まれる成分を取り込み、それを材料にしてメスを引き寄せるフェロモンを作ります。この成分が不足すると、交尾が成立しにくいとも言われています。
外敵から身を守る毒の獲得
蜜に含まれるアルカロイドには毒性があり、これを体内に取り込むことで鳥などの捕食者に狙われにくくなると考えられています。
長距離移動のためのエネルギー補給
渡りを行うアサギマダラにとって、フジバカマの蜜は効率よくエネルギーを補給できる重要な栄養源です。
アサギマダラの寿命
アサギマダラの成虫の寿命は、一般的なチョウよりも非常に長く、約4~5か月です。
アサギマダラ一休みの里で観察
アサギマダラ一休みの里は愛知県田原市の太平洋側の海に面した場所にあります。
行く途中の道は細いですが、駐車場は広く、アサギマダラが観察出来る場所にはベンチやテーブルなどもあり、人も一休みできます。
マーキングされています。
羽に書かれてしまってかわいそうな気もしますが、生態を知るために必要なことなのでしょう。
この日アサギマダラは2頭観察できましたがもう1頭は動きが速く、写真が動画に収められませんでした。
一生懸命蜜を吸っています。
胴体が水玉模様でおしゃれです。
とてもきれいなアサギマダラ、たくさん蜜を吸って力を蓄えて海を渡ってほしいです。
アサギマダラの動画
ひらひらと舞うアサギマダラが優雅でいつまでも見ていられます。
アサギマダラ一休みの里から見える海の景色
くもりであいにくのお天気ですが、高台から見る太平洋はとても気持ちが良いです。
春や秋の季候の良い晴れの日にピクニックしたら最高ですね。
※断崖絶壁で柵もないので子供連れの方やペットと一緒の方は要注意です。
一緒に観察出来た昆虫
キタテハ
Googleレンズで調べたら「キタテハ」と出ました。
フジバカマの蜜を好んで吸う、オレンジ色の羽を持つタテハチョウです。
10月頃に多く見られ、同じくフジバカマに集まるアサギマダラとともによく観察されるそうです。
オオハナアブ
Googleレンズで調べたら「オオハナアブ」と出ました。
ふわふわの丸っこいハナアブです。
アサギマダラと並び、10月〜11月上旬フジバカマの周りで熱心に吸蜜する様子が観察されています。
まとめ
アサギマダラ一休みの里はアサギマダラを観察するにもピクニックするにもとても良い場所でした。
ぜひ機会があったら行ってみてくださいね。









