SONY のWH-1000XM5 ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンを購入しました。
そんなにお安くない買い物だったので大切に使いたい!特に肌に触れる部分には汗や皮脂の付着による劣化を極力防いでなるべく長く使用したい!
いろいろネットショッピングで探したところ、納得のいくヘッドホンカバーがなかったので自作することにしました。
用意する物
1.家庭糸(細)
2.針
3. まち針(あると便利)
4.糸切りハサミ(糸が切れれば良い)
5.ひざ丈タイツ(50デニールくらい)
6.針金
7.丸ヤットコ(なくても良い)
8.ニッパー(針金が切れればハサミで良い)
9.ハサミ(布が切れれば良い)
10.定規
ヘッドホンカバーの作り方
1.イヤーパッドの内側に引っ掛けるための枠を針金で作る
針金の枠のサイズはイヤーパッドの内側より大きめにする。ねじって止めるので画像くらいの針金の長さを残してニッパーで切る。
針金をねじねじして円形にする。
丸ヤットコで鋭利な針金の先を針金に沿わせておく(指でやってもOK)
2つ枠を作っておく。
2.タイツを切る
ひざ丈のタイツを使うのは、はき口をイヤーパッドの外側に使いたいため(ほつれないように)。はき口からだいたい6cmで切る。(6cmはぴったりサイズです。するんととれてしまうこともあるので、お好みで6.5cm、7cmもあれば外れることはないでしょう。ヘッドバンドの所にちょっとたるみが出ます。好きな長さにしてください。)
切りました。
なぜタイツなの?
使用したタイツはしまむらで購入した50デニールのひざ下丈タイツです。100均にあったら良かったのですが、たまたま無くてしまむらで調達しました。ダイソーで見かけたことがあります。セリアは無かったのですが、お店によるのでしょうか?
なぜタイツかというと、ストッキングだと伝線してしまったり、薄さ(皮脂や汗がすぐ通り抜けてしまいそう)が心配で、靴下ほど厚みがなく、ヘッドフォンの性能に大きく影響しないような厚さというとタイツ(50デニールくらい)がちょうどいいかなと思ったからです。しかもハサミで切った部分がほつれてこないのもタイツのいいところです。
3.タイツにワイヤーを縫い付けていく
タイツを裏返しておきます。ハサミで切った方が上になるように置きます。下がはき口。
針金をくるみながら適当に縫います。縫い方は波縫いでOK(画像の縫い方)
縫い進める先にまち針を打っておくと縫いやすいです。
完成しました。
4.ヘッドフォンに装着する
縫い終わった状態のまま(裏返したまま)ヘッドホンのイヤーパッドにのせます。
グイっと押し込みます。針金が曲がりますがおかまいなしにグイっと入れます。
手でイヤーパッドの奥に押し込んで針金を成形します。
内側にきれいに沿うように針金を成形します。
はき口をひっくり返してイヤーパッドにかぶせます。
こんな感じで完成です。
内側はこんな感じです。
外側はこんなかんじです。
※充電する時はカバーをずらして(するんと外れますが)充電します。
※電源を入れたり、ノイズキャンセリング機能を使う時はカバーの上から使用しています。
このカバーをつけながら使用していますが、音質の低下やノイズキャンセリング機能の低下はほとんどなく、快適に使用できています。
費用
タイツ(2足入り) 330円(しまむらで購入、100円均一で調達できればそれでいい)
針金 110円(ダイソーで購入)
糸 110円(100均一で購入、家にあればそれで良い)
今回は550円で作成できました。このタイツは2足セットなので洗い替えでもう1セット作れば1セットあたり275円です。
市販のヘッドホンカバーのおすすめ
「手縫いするなんてめんどくさい!」そんな方もいると思うので市販のヘッドホンカバーをご紹介します。
ヘッドホンの音質・性能を維持!真ん中くりぬきタイプ
滑り止め加工がされていてスルンと取れるのを防いでくれます。見た目も操作性も完璧!
使い捨て!不織布タイプ
意外とお安く簡単にできる
いかがでしたでしょうか?
ヘッドホンの一番劣化しやすい部分はイヤーパッド。ここをきれいに使えば長く使用できるはず!
裁縫技術は中学生レベルで波縫いができればできます。コストもかなり安く抑えられますし、洗い替えも作ることができるのでおすすめです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!