愛知県名古屋市に住む体重たった20kgの女性が難病を乗り越えて前例のない出産をして大きな話題になっています。
医師から99%生まれないと宣告されたにもかかわらず、奇跡の出産をしました。
その女性の難病や、生まれた赤ちゃん、夫婦の出会いなどを調べてみました。
重度の難病とは?遺伝するの?
重度の難病とは国指定の難病「脊髄性筋萎縮症」です。10万人に1人という難病です。
体を支える筋肉がだんだんと萎縮してしまう病気で、未だに根本的な治療法が見つかっていない病気です。
染色体が劣性遺伝の形式で現れる遺伝子の病気です。
難病を乗り越えて出産した女性は誰?
出典:AbemaTV
愛知県名古屋市に住む寺嶋千恵子さん(32)。彼女は国指定の難病「脊髄性筋萎縮症」を乳幼児の時に発症し、難病と闘っています。
筋力が足らないため、普段は車いすと呼吸器で生活しています。
彼女を支えた夫は誰?出会いやなれそめは?
出典:AbemaTV
彼女を支えるのは夫の寺嶋成人(しげひと)さん(29)です。
現在は千恵子さんの出産にともない産休を取得し、他のヘルパーさんとともに24時間千恵子さんの介助と育児をしています。
なれそめ・出会いは?
2人の出会いは2015年になります。千恵子さんが害者の自立支援をする社会福祉法人の活動をしていた時に、ヘルパーとして働いていた成人さんと出会いました。
「すごいまっすぐ生きている彼女が最初から気になっていた」と成人さんから千恵子さんを好きになったようです。
その後2年の交際の末、2018年に結婚し、その年の4月に新たな命を授かりました。
元気に育つ赤ちゃん
出典:AbemaTV
99%生まれないと宣告されていた赤ちゃんですが、現在はすくすくと育っています。命とは力強いものです。
難病を患っていても元気な赤ちゃんを産めるということが証明されました。
これからも千恵子さんと成人さんの愛情をたっぷりと受けて元気に育ってほしいです。