インド北西部パンジャブ州にあるサリン病院で、16歳の少女の子宮から巨大な腫瘍が摘出されました。
その腫瘍が信じられない大きさだったのです!
少女は無事なのか?腫瘍はどのようなものだったのか調べてみました。
経緯
少女は生理が止まり、腹部の痛みを訴えて医師の診察を受けていたが、症状は一向に改善されなかったようだ。
その後の検査により、医師らは少女の子宮内に大きな腫瘍があることを発見し、今月17日に開腹手術が行われた。腫瘍の摘出は腫瘍専門医として23年以上の経験があるヴィヴェック・グプタ氏が率いるチームにより行われたが、15キロにもなった腫瘍はベテラン医師にとってもかなりの驚きだったようだ。
幸いなことに腫瘍は良性で、少女には完全な回復が見込まれるという。
腫瘍が良性のもので本当によかったですね。
しかし、その大きさはなんと新生児5人分で、痛みや不快感は相当な物だったと思われます。
衝撃の腫瘍画像(ぼかしあり)
巨大すぎます。こんな大きさのものがお腹にあったとすれば、臨月の妊婦さん並みの見た目だったと思われます。
良性の腫瘍とは?
子宮にできる腫瘍で良性のものと言えば、子宮筋腫ではないかと思われます。
月経のある女性の4人に1人がかかると言われ、子宮壁にできるこぶのような腫瘍で、筋肉が異常増殖したものです。
原因はよくわかっていいませんが、卵巣から分泌されるホルモンの影響だと言われています。
治療
ホルモンの分泌を止める「薬物」療法と、筋腫そのものをとってしまう「手術」療法があります。
今回のインドの少女の場合は腫瘍が大きすぎて「手術」療法を用いました。
男性も!
昨年7月には、腹部の異様なふくらみを「ビール腹」と信じて疑わなかった米カリフォルニア州の47歳男性に35キロの腫瘍が見つかり、10時間に及ぶ摘出手術が行われた。
男性にも巨大腫瘍ができてしまいます!
こちらはインドの少女を上回るなんと35キロ!画像でも分かる通りお腹が前に突出しています。
この腫瘍は脂肪細胞で発症する稀な悪性腫瘍である「後腹膜脂肪肉腫」で今後腫瘍が再発する可能性もあり、
何年間かは頻繁に検査を受けなければならないそうですが、
「いまだ100%体調は回復していませんが、明らかに術後の違いを感じています。腫瘍が発見されて幸運でした」
と語っています。
まとめ
お腹の中に様々な理由で腫瘍ができることはありますが、世界では想像を上回るような大きさの腫瘍が発見されています。
良性にせよ、悪性にせよ体のちょっとした違和感があったらすぐに病院に相談にいきましょう。