出典:堀ちえみHP
2月19日、11時間におよぶ舌癌の手術を受け、3月26日には無事に退院していた堀ちえみさんですが、4月15日に今度は食道がんを公表しました。
度重なるがんの公表が大きな話題になっています。
舌がんや食道がんの自覚症状やステージ、余命、これまでの病気をまとめてみました。
【追記あり】舌がん再発?自覚症状は?ステージは?
4月15日のブログによると、食道がんは舌がんの再発ではないとのことですが、舌がんと同じ扁平上皮癌です。
自覚症状もなくごく初期の段階で発見されステージⅠ期とのことでした。
5月2日にブログが更新され、病理結果が出て正確なステージが判明しました。
粘膜癌の深さはT1aLPM。
癌は粘膜下層まで届いておらず、
粘膜固有層まででとどまっていたそうです。
結果はステージ0の初期癌でした。
引用:堀ちえみ公式ブログ
内視鏡によって全てのがんが取りきれたので、追加の治療も外科的手術も必要ないそうです。
本当によかったですね!
食道がんの手術は?
4月16日に内視鏡で腫瘍を取り除く手術を受けるそうです。
内視鏡手術とは
おなかに5ミリから2センチ程度の小さな穴を開け、そこから内視鏡という胃カメラのような器具をおなかの中に入れて手術を行います。
体に負担が少なく、回復も早い手術です。
舌がんの余命
舌がんの5年生存率は以下の表のようになっています。
堀ちえみさんは首に転移があるのでステージⅣ期にあたります。
舌がんは他のがんと比べて比較的予後が良いがんの種類です。
病期(ステージ) | 5年生存率 |
Ⅰ期 | 94.5% |
Ⅱ期 | 78.7% |
Ⅲ期 | 58.8% |
Ⅳ期 | 45.1% |
全病期 | 70.4% |
引用:がん治療.com
食道がんの余命
食道がんの5年生存率は以下の表のようになっています。
堀ちえみさんは初期の食道がんなのでステージⅠ期にあたります。
病期(ステージ) | 5年生存率 |
Ⅰ期 | 85.4% |
Ⅱ期 | 53.4% |
Ⅲ期 | 28.6% |
Ⅳ期 | 12.4% |
全病期 | 43.2% |
これまでにも数々の病気をしていた
堀ちえみさんはがんの公表をしていますが、実は過去にも数々の病気をしていました。
その壮絶な病気の数々を時系列でまとめてみました。
30代
重症性膵炎
活性化された膵臓の酵素によって膵臓自体が消化されて(溶かされて)しまい、
堀ちえみさん34歳のころに腹痛や背中の痛みを感じ激痛を味わいました。3日間昏睡状態の末、奇跡的に回復したそうです。
堀ちえみさんは自身の重症性膵炎の原因は「不規則な生活と過労、ストレス」だと語っています。
1999年に堀ちえみさんは2年にもわたる離婚裁判の末、外科医の男性と離婚しています。そのストレスが原因になっているかもしれませんね。
特発性大腿骨頭壊死
大腿骨の股関節を形成する部分(大腿骨頭)の血流が低下し、壊死をおこして股関節に痛みが生じる病気です。
治療には壊死した大腿骨頭を人工物に置き換えたり、または股関節そのものを人工の関節に置き換える手術をします。
堀ちえみさんは長年腰痛と闘っていましたが、それが股関節に原因があることが分かり、さらに突発性大腿骨壊死症を発祥してしまいます。
堀ちえみさんは人工関節に置き換える手術をすることでこの病気を克服しています。
50代
リウマチ
リウマチとは免疫の異常により、主に手足の関節が腫れたり、痛んだり変形してしまうおそれのある病気です。進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなってしまいます。また、炎症は関節だけでなく、目や肺などの全身に拡がることもある病気です。
堀ちえみさんはだるさと眠気が取れない、身体が痛い、右手の腫れなどの症状が続き、股関節でお世話になっている総合病院で早期で治療を受け、大事にならずに済んだそうです。
神経障害性疼痛
何らかの原因により神経が障害され、体がピリピリ、ビリビリと痛む病気です。
これは薬で治療し、ずいぶん楽になったそうです。
舌がん
舌の前3分の2(口を開けて普通に鏡で見える範囲)と舌の縁、下面に発生するがんです。
堀ちえみさんは頸部に転移ありの口腔がん(左舌扁平上皮癌)と診断され、2月に頸部と口腔がんの腫瘍の切除手術を受け、退院しています。
食道がん
下咽頭(食道入口部に近い部分)から胃までの28㎝くらいの長さの食道の粘膜に発生するがんです。
堀ちえみさんは、胃カメラで初期の食道がんが発見され4月16日に手術をします。
病に翻弄される壮絶な人生
今回は、舌がんや食道がんの自覚症状やステージ、余命、これまでの病気をまとめてみました。
堀ちえみさんの人生はまさに病と闘う人生といってもいいほど、重篤な病気を数々経験しています。
ですが、病気をその都度克服して乗り越えています。それば堀ちえみさんの持ち前の前向きで明るい性格が病気を跳ね除けているのだと思います。
お子さんも7人(夫の子供含む)もいらっしゃるので、まだまだ元気なお母さんでいてほしいです。